こんにちは^^ひろです。
2022年6月よりジムニー&ジムニーシエラのMT車にもアイドリングストップ機能が搭載されました。
よって2023年7月に納車された私のジムニーシエラにもついている機能となります。
しかしこのアイドリングストップという機能はあまり好きではない人も多いようです。
メーカーの苦肉の策もあえなくマイナス面ばかりが注目されがちですが、燃費の向上は確かな事実。
せっかくON・OFF切り替えられるのだからやはり賢く使っていくべきだと思います。
年式で要らなくても勝手についてくる機能なのでついているなら知っておいて損はありません。
MTのアイドリングストップ機能は珍しいのでしっかり覚えておきましょう^^
マニュアルジムニーのアイドリングストップ
まずは作動の方法をおさらいします。
ギアをニュートラルに入れてクラッチから足を離す。
当然停車時の話ですがクラッチを踏み続ける癖がある人は要注意です。
これを機に見直してみましょう。
ポイントはクラッチを踏んでいればアイドリングストップしないということです。
ボタンでのキャンセルも可能ですが・・・
Aに〇、そしてOFFと書いてあるのでなんとなくここかもしれない!と思ったあなた!
正解です。
このボタンの欠点はエンジンを切るとリセットされるということです。
つまり乗るたびにこのボタンを押してOFFにすると・・・( ^ω^)・・・
アイドリングストップキャンセラーという方法
乗るたびにボタン押すの面倒じゃね?
と感じた方は「アイドリングストップキャンセラー」なる商品があります。
しかしすごい名前だと思いませんか?
アイドリングというエンジンがあれば必ず発生する現象をストップするという新しい発想をキャンセルするという(笑)
つまり何もない無の状態を「アイドリングストップキャンセラー」という商品にして売り出しているのです。
商魂たくましいとはまさにこのことです。
冒頭で説明したとおり必要なくても勝手についてくる機能のためアイドリングストップ機能を一切使わない勢にとっては乗るたびにボタンを一つ余分に押すのはさすがに面倒だと思います。
よく考えるな~と感心しつつもこういう商品もあるということは知っておきましょう。
アイドリングストップのデメリット
やはり車へのダメージだと思います。
これはエンジンの始動や停止に限った話ではありませんが使えば使うほど劣化するのは当然のこと。
エンジンをかけたり止めたりするのも例外ではなく車の様々なところに負担がかかります。
バッテリー問題
アイドリングストップするということはそれだけ始動の数も増えます。
セルをまわすのはバッテリーにとって相当な電力負担になるので通常アイドリングストップ車には専用のバッテリーが必要です。
そのバッテリーが高いんですよねまた。
一説によればアイドリングストップで稼いだ燃料代はこのバッテリーを一個余分購入することで帳消しになるとまで言われる値段差
私も実際以前に乗っていた車でバッテリーを2度ほど交換してます。(約8年乗車)
バッテリーの価格もピンキリなので一概には言えないのですが概ね2.5倍はします。
であればそんな機能なくてもよくね?→アイドリングストップキャンセラー
という流れなわけです。
エアコンが送風になる
一番最初にアイドリングストップを味わったときはこれが本当に不快でした。
現在は慣れもありますが送風によって新車の匂いがまだ出てくるんですよね(笑)
う〜んデリシャス!( ^ω^ )
それプラスエアコン効き過ぎ問題によって寒いのでたまに送風にしたいくらい(笑)
以上のことから私は全然耐えられます。個人差ですね。
発進で出遅れる
イメージでもわかると思いますが発進しようと思ってからクラッチを踏み込むとどうしてもワンテンポ遅れてしまいます。
信号待ちで前の車が発進してからちょい遅れで発進しようとするとなんとスズキセーフティーサポート(先行車発進お知らせ機能)により前の車が発進したと煽ってくるのです。
『ピピ!』
わかっとるわいボケー!
右折に至ってはまさかのタイミングでパッシングされて譲ってくれるとワンテンポ遅れるせいで
いかないんかい!
と横目で睨みながら通り過ぎていきます。
アイドリングストップ・・・なんて切ない機能なのでしょう。
デメリットから機能を有効に使うように考える
上記デメリットばかりを並べてみました。
これらアイドリングストップの具体的なデメリットを挙げることで解決策もまた見えてくるのです。
アイドリングストップキャンセラーも一つの解決策ではありますが、アイドリングストップ機能を使用する前提で有効策がありますので見ていきましょう。
アイドリングストップ前提の運転をする
これに尽きます。
ざっくり言えば先を見据えた運転をするということです。
例えば軽い渋滞時、信号待ち等で見えるのであれば前方の車ではなくもっと先の車、または信号機を見てあとどれくらいで動き出しそうなのか見当をつけます。
エンジンが止まってすぐかかって・・・となるのを極力防ごうということです。
損益分岐点はわからないのですが、停止している時間がすくなくとも5秒以下であればどう考えても無駄っぽいなと想像できると思います。
アイドリングストップを搭載した車に乗ったことがあればわかると思いますが5秒以下のシチュエーションは結構あります。
そこで一つの結論として
クラッチを踏むか踏まないかでアイドリングストップをコントロールする
これはマニュアル車の特権です。
MT故にアイドリングストップも若干面倒な面があります。
ですがクラッチ一つですべての状況に対応できるのです。
デメリットの右折時の問題も右折するときはクラッチを踏んですぐ発進できるように待機しておく、という選択ができます。
- 長く停車しそうだなと思えばアイドリングストップする。
- すぐ発進するならクラッチを踏む。
と使い分けることでアイドリングストップのデメリットを運転の楽しさに変換できると思います。
まとめ
以上。非常に簡単なことで意識せずともやっていたという方もいるかもしれません。
しかしただネットで不満の声を多く見かけるからといって頭ごなしに否定するだけでは面白くありませんよね。
せっかくついている機能、しかも長く乗ることを考えている人も多いと思います。
ジムニー・ジムニーシエラの機能の一つとも仲良く付き合っていければそれに越したことはありません。
そうは言ってもすべてがパーフェクトというのも難しいのが現状。
欠点の一つとして愛していくという選択もありです。
その場合アイドリングストップキャンセラーが非常に役立つと思います。
私自身はジムニーシエラのアイドリングストップを前述したクラッチを踏むか踏まないかでコントロールしているので何もストレスはありません^^
面倒なのが嫌いなら最初からATを選択しますから私はこれも魅力の一つだと思ってます。
それでは今回ジムニーMT車のアイドリングストップの賛否をタイトルにしてお送りしました。
私は少数派かもしれませんが別にアイドリングストップ、総じて悪くないと思います。
あなたも自分の乗り方に合った方法で付き合っていってみてください。
ではまた~ノシ
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