ジムニーシエラと同車格の燃費比較【無意味】

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こんにちは^^ひろです。

今回はタイトルに【無意味】と銘打っての同車格の燃費を比較してみたいと思います。

何をもってして同車格とするのか、は同じく1500cc帯の車から選出してみようと思いますがここが無意味とする最たる理由でもあります。

そもそもジムニー・ジムニーシエラは「競合がいない」という特性があります。

ディーラーに新車で購入することを前提に話をすると、ジムニーを購入しにいって最も購入を阻害する要素は納期です。

1億年前から続く納車待ちはピーク時よりよくなっているように感じますが待つ人はまだ待ってます。

もはや納車されてしまった私には様々なメディアから推測するしかないのですが納期については相も変わらずという印象がいまだに根強いのかなといった感じです。

ジムニーシエラ
ジムニーシエラ

さりげなく納車アピール

5ドアの露出も増えては来ましたが個人的には・・・あくまで個人の感想ですが日本での発売は厳しいのではないかという考えはいまだに変わっておりません。

まあ出るかもしれないしそれはまだわかりませんが、3ドアにニーズがあるのは間違いないし私は仮に両方の選択肢があったとしても3ドアを買っていたと思います。

しかし5ドアが日本で発売されたらそれはそれで欲しい人もいると思うのでジムニー乗りが増えてみんなハッピーという結論です。

とにかくいまだ抱えるバックオーダーをある程度解決することが先決なのでまだないのかな~と

それにCAFE規制車両価格の問題もあるので中々日本での販売は・・・と思った次第です。

CAFE規制とは?

CAFE規制はCorporate Average Fuel Efficiencyの略称で、日本語でいうと企業別平均燃費基準です。
車種別ではなくメーカー別で平均燃費(二酸化炭素排出量)を算出し、それが年間販売台数などを加味した一定の基準を超えたメーカーに罰金を科すというもの。

車種別ではなくメーカー別なので、特定の車種だけ燃費を向上させて燃費基準をクリアすることも可能。環境への配慮とメーカーの目標達成の両方を達成しやすくなる規制というわけです。

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燃費比較の前提

本当に比べるべき車がない

冒頭でお伝えした通りジムニーシエラには競合がいません。

ここでいう競合というのは同じようなコンセプトの車両で購入時に選択肢として挙げられる車両のことです。

もちろん全員が全員というわけではないでしょうが、ジムニーシエラを購入しに来た人はジムニーシエラの購入を既に決めているはずです。

購入予定者
購入予定者

ジムニーシエラください!

ディーラー
ディーラー

ちょっと今ないので代わりにハスラーいかがですか?

ここでハスラーを選択するのも全然いいと思います。

でもあんまりいないんじゃないかな?と思うんです。

なので比べる事自体がナンセンスなのは百も承知であえて比べてみたのでご承知おきください^^;

燃費の測定方法

カタログ値WLTCモードでの比較をしたいと思います。

燃費の計測の仕方は年々変わっており、今や若い人には無縁の「10・15モード」カタログ値と実燃費の差が大きいということで2011年4月より「JC08モード」に変更

そして現在使用されている基準が「WLTCモード」2018年10月~となっております。

WLTCはWorldwide harmonized Light Vehicle Test Cyclesの頭文字となっており、英語に拒否反応を示す方のために私がわかりやすく発音してみたいと思います。

自分
自分

ワールドワイドハーモナイズドライトビハイクルテストサイクル

英語は私の記憶する限り通知表での評価はずっと1だったので自信があります!!(主にマイナス方向の自信)

略して「わらてさ」と覚えてください。

きっと一生使うことはないでしょう。

肝心のWLTCの中身

市街地モード・郊外モード・高速道路モード、とシチュエーション別にわけるようになったのが最大の特徴です。

それぞれの内容は読んで字のごとくです。

過去の測定方法が一括であったことを考えるとより実燃費に近くなるように試行錯誤の結果であることがうかがえます。(それでも実燃費よりはいいと思います)

詳しくはもっとちゃんと解説したサイトがいくらでもあるのでそちらを検索してください^^

以前の測定方法「JC08モード」からの主な変更点はこちら

  • 平均速度、最高速度の引き上げ
  • 走行距離、走行時間を増加
  • 試験車両重量の増加
  • エンジンが冷えた状態(コールドスタート)からのスタートのみの測定
  • 加減速の増加
  • アイドリング時間の減少
  • ダイナモメーターの負荷増加

1500cc帯の他車種との燃費比較

まずは1500CCの代表格と私が勝手に思い込んでいる車種「フィット」と比べてみましょう。

フィットの魅力はトータル力の強さです。

ジムニーのように尖った性能ではなくトータル力が非常に高くそして売れている。

売れているというのは非常にメリットで、パーツの多さもさることながら整備の面でも優れています。

整備士は当然専門の知識を有しておりますが、車種によってさまざまな症状やパーツの特性があります。

それらの経験値をふんだんに踏むことができるというだけでもすごくメリットだと思います。

整備士
整備士

フィットなら何度もやったことあるぞ!

とやったことがある車種と未経験の車種とでは絶対やったことある車種の方が整備のテクニックレベルが上がっているはずです。

その辺も個人的には売れている車種を買っといた方がいい理由に挙げています。

フィットVSジムニーシエラ

フィット(ベーシック)WLTCモードカタログ値

18.7km/L

ジムニーシエラ(JC)WLTCモードカタログ値

14.3km/L

なんと・・・!

自分
自分

そうでもないな

という結果に。

そうなんです。

思ったより悪くないんです。

ちなみにフィット(e:HEVベーシックグレードでは

30.2km/L

完敗でございます。

まあこちらはハイブリットということで比較するのもあれですが一応。

他車種

他のめぼしい車種も一覧にしてみました。

ちなみに全敗です。

  • ノート(X) 28.4km/L
  • アクア(B) 35.8km/L
  • グレイス(LX) 22km/L
  • シャトル(G ホンダセンシング) 19.4km/L
  • カローラアクシオ(EX) 17.2km/L
  • インサイト(LX) 28.4km/L
  • スイフト(ハイブリットMX) 25.4km/L
  • ヤリスクロス(X) 19.8km/L
  • ヴェゼル(G) 17km/L
  • C-HR(S-T) 15.4km/L
  • デミオ(15C) 19km/L
  • シエンタ(X) 18.4km/L

スイフトだけ1.2ですがスズキ仲間ということで一応挙げてみました。

まとめ

夜のジムニーシエラ

それでは今回ジムニーシエラと同車格の燃費比較をお送りしました。

思ったより悪くないと思いませんか?

燃費を求めてジムニーに乗る人はいないと思いますがいいに越したことはないと思います。

ノートやアクアはさすがにぶっちぎりですがそもそもの目的が違うはず

今回は比較的新しい現行の車で比べてみましたが、悪いのと比べれば・・・それこそ20tトレーラーとか2km/L走らないわけですからそういうのと比べればめちゃくちゃいいのです。

また、あくまでカタログ値なので実測とはどうしても差が表れてしまいますが、私が給油の度に満タン法にて燃費を測定して記事にしているのでそちらも参考になさってください。

カタログ値はもうかなり信用できるレベルまで来ていると思いますよ?

皆様もよきジムニーライフを!ノシ

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